つばめ投資顧問の「顧問」に就任

【米国株】コストコ(COST)に投資しました。

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日本でも26の店舗を展開する米国の大手小売企業であるコストコ・ホールセール(COST)に投資しました。

天井近くまで商品が山積みされた倉庫のような店舗が特徴の会員制大型量販店です。食品や日用品だけでなく、家電や家具、衣服まで幅広い商品を販売しています。

とにかく安さを訴求した価格設定(広告やディスプレイなどにはお金を使いません)で、実際商品の販売からは殆ど利益を得ていないとも言われます。

では、何が利益の源泉かというと年会費。米国では60ドル、日本では4400円となるこの年会費が安定収入となっています。会員数は年々増加しており、全世界で約9300万人(有料会員は約5100万人)となっています。

2017年度の売上高は1262億ドル(約12.6兆円)と前年から約8%の高い伸び。年会費を運転資金にして、市場で人気のある質の高い商品に絞って大量に安く仕入れ、顧客には原価すれすれ(原価率約89%)で販売しています。顧客満足度は高く、北米では同社の会員の90%が次年度も契約を更新。顧客との間で長期的な関係を構築しています。

会員制という点では、Amazonの「プライム」と似ていますが、コストコも店舗に併設されたガソリンスタンドで、近隣のガソリンスタンドよりも安く給油できるようにしたり、フードコートで飲み放題のソフトドリンクがついたホットドッグなどのファーストフードを低料金で提供し、顧客ロイヤリティを高めています。

消費者は安く給油するためにコストコの会員になり、会員になった後は、ガソリンスタンドに来たついでに店舗で買い物をして、さらにファーストコートで軽食をとるという好循環になっています。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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