つばめ投資顧問の「顧問」に就任

保有銘柄の点検「タバコ三銃士」(BTI・MO・PM)

この記事は約3分で読めます。
この記事は、6年前に書かれました。

ただ今、株式市場での不人気のタバコ株についての記事です。

不人気「だから」、一旦売却していたのに再びエントリーしました。

来年以降の「定点観測」のため、11/23時点の3銘柄の各指標をメモしておきます。(データは全て楽天証券から取得)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)アルトリア・グループ(MO)フィリップ・モリス(PM)
株価(ドル)34.853.7284.05
時価総額(百万ドル)138,623102,201130,502
予想PER(倍)10.1313.4116.7
配当利回り(%)7.655.885.43
実績PBR(倍)1.986.64(債務超過)
売上高営業利益率(%)32.7739.0740.01
予想ROE(%)10.354.96(債務超過)
自己資本比率(%)43.0735.59(債務超過)
流動比率(%)89.5063.96135.30
株価キャッシュフロー倍率(倍)2.1214.4614.9
キャッシュフロー利回り(%)47.176.926.71
ベータ1.120.540.65

一言コメント

総括

・やはり、全般的に値ごろ感あるバリュエーションになっていますね。敢えて、安い順番をつけるとすれば、BTI・MO・PMの順か
・あれだけ叩き売られているBTI(年初来・過去1年で約50%株価下落)が、今でも時価総額は業界で世界No.1
・3銘柄とも配当利回りは5%超え。特にBTIの高さが際立つ(ただし、減配リスク内包)。
・規制強化の影響が、仮に杞憂だとすればBTIは絶好の買い場である事は間違いなし(収益性、財務内容、バリュエーションのバランスの良さ!)

バリュエーション(割安度)

・PERや株価キャッシュフロー倍率(低いほど割安)、キャッシュフロー利回り(高いほど割安)などから判断すると、どれもお安いですね。(ただし、BTIはレイノルズ買収及び税制改革に伴う一時収益の影響でFY17純利益が過大になっている影響あり)

財務内容

・PMのみ債務超過になっていますが、これは過去の赤字でそうなっているのではなく、財務戦略で「敢えて」そうしているものです。(儲かった利益を株主に最大限還元)他の米国企業でも、よく見かけますね。ただし、借入に依存している事になるので、金利上昇リスクは一番高いでしょう。

収益性

・各社とも営業利益率は30〜40%もあり、収益力は申し分ありません。自分の勤務先と比べてみてください。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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