エルです。
投資先や米国株ブロガーの間で人気の主要米国株(一部英国株含む)について、私が就職した1990年(使ったツールの都合上、4月ではなく1月から)から2018年4月までの株価上昇率を調べてみました。
S&P500の成績
・個別株の上昇率の前に、まずは米国株式市場の状況を表す代表的な指数(S&P500)が、この間どの様になっていたか確認しましょう。
・初期の投資元本を10,000ドルとすると、これが先月(4月)には複利運用の結果132,622ドル(年率9.55%:約13倍)となっていました。
・28年以上の長い期間を平均で10%に迫る好成績。さすがですね。何も考えず、インデックスに投資していたら、13倍になったことになります(ただし、本邦からの投資家の場合には円高による目減りあり)。
私の現在の投資先
・現在の投資先のトップはアマゾン・ドット・コムですが、今回の計測開始期間のトラックレコードは取得出来ません(まだ上場していない)。この様に、全ての投資先のデータを揃えるのは無理なため、得られる範囲で10銘柄を調べた結果が以下の通りです。
銘柄名 | ticker | 株価上昇率(年率) |
ホームデポ | HD | 19.34% |
アルトリア・グループ | MO | 16.08% |
エコラブ | ECL | 15.63% |
ロッキード・マーチン | LMT | 15.39% |
S&Pグローバル | SPGI | 15.05% |
ユニオン・パシフィック | UNP | 13.65% |
スリーエム | MMM | 11.39% |
ユニリーバ(ADR) | UL | 11.19% |
ペプシコ | PEP | 10.80% |
ウォルト・ディズニー | DIS | 9.93% |
・先日投稿した「米国株ポートフォリオ」には金額些少のため掲載していないペプシコ含めました。上昇率トップは全米一のホームセンターであるホーム・デポでした。ちなみに、投資元本10,000ドルが1,498,803ドルとなんと約150倍に増える計算結果になりました。
・この中で一番成績が悪いウォルト・ディズニーの場合、元本は約15倍でした。
バフェット太郎氏の投資先
・米国株投資家の間では有名で、先日、本も出版した個人投資家「バフェット太郎」氏のポートフォリオに含まれる先です。
銘柄名 | ticker | 株価上昇率(年率) |
アルトリア・グループ | MO | 16.08% |
マクドナルド | MCD | 13.12% |
ウォルマート | WMT | 11.73% |
ジョンソン&ジョンソン | JNJ | 13.04% |
コカ・コーラ | KO | 10.41% |
P&G | PG | 10.38% |
エクソン・モービル | XOM | 9.93% |
IBM | IBM | 8.75% |
ベライゾン・コミュニケーションズ | VZ | 7.11% |
フィリップ・モリス(2009/1〜) | PM | 9.93% |
ポートフォリオ運用した場合
銘柄名 | 計測期間 | 株価上昇率(年率) |
S&P500 | Jan 1990 – Apr 2018 | 9.55% |
マイ・ポートフォリオ(年1回リバランスあり) | 同上 | 15.65% |
マイ・ポートフォリオ(リバランスなし) | 同上 | 14.82% |
S&P500 | Jan 2009 – Apr 2018 | 14.48% |
バフェット太郎(年1回リバランスあり) | 同上 | 11.06% |
マイ・ポートフォリオ(年1回リバランスあり) | 同上 | 20.45% |
・実際は個別株で毎年リバランスなんて面倒でやらないですが、リバランス効果は確かにある様です。
<注意> なお、バフェット太郎氏、エルとも上記期間で実際に運用した実績はありません。念の為、申し添えます。
追記)その他株式の上昇率(Jan 1990 – Apr 2018)
・アップル(AAPL)19.55%
・IBM(IBM)8.75%
・AT&T(T)7.21%
・バークシャー・ハサウェイ(BRK.A)13.19%
I hope you like it.
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